2020年8月

協調的な作業:Yaleロボティクスソリューション

未来の労働力は、ロボットと人の共同作業 ― 果たしてそうでしょうか?マテリアルハンドリング産業では、それはすでに可能となっています。

2020年6月

Yale、電動トラック100周年を記念し、リチウムイオン製品ラインナップを拡張

  • YaleとTowneは、1920年、最初の電動フォークリフトトラックをマテリアルハンドリング市場に投入しました。
  • 100周年を記念し、Yale® リチウムイオン電力ソリューションのラインナップを拡張します。
  • Yaleは、業界の革新的なリーダーとして誇り高き伝統を強みとしています。

Li-ion-Extension-page-image多くの企業が環境への影響を重視するにつれて、マテリアルハンドリング作業で代替電力ソリューションの注目度は急速に高まっています。Yaleでは、100年前から代替電力ソリューションのコンセプトに着手しています。

1920年、YaleとTowneは最初の電動フォークリフトトラックをマテリアルハンドリング市場に投入しました。広範囲な新しいマテリアルハンドリング機器を発表し、Yaleブランドは公式に生まれ変わりました。

それ以来、Yaleは、「人材、製品、生産性」の企業理念のもと、お客様が抱える課題を理解し、解決するために電力ソリューションを継続的開発しています。

優れた実績と確かな未来

電動・代替電力ソリューションは、Yaleの歴史で重要な役割を果たしています。

  • 1920年、YaleとTowneは最初のバッテリー駆動低リフトプラットフォームトラックを発売しました。
  • 1930年代、Yaleはパワーステアリング、重心制御トラック、キャスターステアリング、高耐熱のクラスHシリコン絶縁材を使用した電気モーターなど、革新的な製品を開発しました。
  • 1964年、電動フォークリフトトラックの制御にシリコン制御整流素子(SCR)を初めて導入し、イノベーションをさらに進めました。
  • 1974年、ノースカロライナ州グリーンビルに電動トラック生産用の工場を建設しました。
  • 2009年、新世代の電動カウンターバランストラックを発表しました。

「当社が数え切れないほどの実績を残し、節目の100周年を迎えられたことは、社員、取引先や関係各社の皆様のおかげです」とEMEA、Yaleブランドマネージャー、イアン・フライア(Iain Friar)は述べています。

「Yaleは、世界的な基盤を確立しながら、ロボットや代替電力オプションなどの技術に投資して将来を見据えた展望を実証しています。Yale® 製品は、従来よりもさらに環境への配慮を重視する産業のニーズを反映しています。

「最初にバッテリー駆動低揚力プラットフォームトラックを発売してから100年経った現在でも、電動マテリアルハンドリング機器の動力源として従来の鉛蓄電池が最も一般的に使用されています。」

最初の電動トラック発売から100年を記念し、標準仕様として一部のモデルにリチウムイオン電力ソリューションを拡張することを喜ばしく思います。

リチウムイオン製品ラインナップの拡張

従来は専門エンジニアリング部門から提供していたリチウムイオン電力ソリューションは、現在、許容荷重5.5トンのカウンターバランスフォークリフトトラックから倉庫用ライダー、歩行式トラックまで、すべてのYale電動トラックの標準仕様として提供しています。

リチウムイオン電池は、幅広いお客様に非常に有益な優れた生産性と総コストの削減を実現する、最も人気の高い電力ソリューションの1つです。リチウムイオンソリューションは、バッテリーの交換や切替が不要なため、マルチシフト用途での使用に最適です。従来、バッテリー充電用に使用していたスペースを保管スペースや生産用など、より生産的な目的で使用することができます。

「リチウムイオン電池の利用は、近年急成長を遂げています。数多くのお客様が、このバッテリー技術を商業的に実現しています。例えば、食品産業や医薬品産業では、化学成分漏出のリスクを低減し、自動車産業、小売業、物流産業では、マルチシフト体制での単一バッテリーの使用を最大限活用しています」とYaleソリューションマネージャー、アイバー・ウィルキンソン(Ivor Wilkinson)は述べています。

「今回のリチウムイオン駆動製品の拡張は、お客様のニーズに耳を傾け、期待に応えるYaleの姿勢を反映したものです。しかし、マテリアルハンドリング機器の電力ソリューションは、常に進化していることも十分理解しています。そのため、当社は常に今後のお客様のニーズを応えるために、継続的に電力オプションを開発し、新たな技術に投資しています。」

「最初の電動トラック生産から数多くの実績を残した素晴らしい100年を振り返りながら、将来を見据えて今後の100年も自信を持ってYaleトラックを提供できる技術の開発を目指しています。」

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